職業病?!なにをしてても目がいきます
買い物や散歩、通勤時間、そして旅先。どんなことをしていても、必ずそこには『はたらくひと』が存在します。どんな仕事なのかな、イキイキしているか、疲れているか…とても気になります。
わたしは就業支援をシゴトにしているので当然かもしれませんが、ひとの仕事が気になります。はたらくひとのほとんどがなにかしら悩んでいます。いまは悩んでいなくても、環境は不変ではないし、年齢とともに身体や考えが変わりますし、常に変化と隣り合わせです。いつどこでどんな悩みが出てくるかわかりませんからね。
お店を見ていると、わかることがあります。『仲のいいお店』『仲がよくないお店』。これは、わかりやすいのでお気をつけて~、笑 それから、疲弊しているお店や会社もよくわかります。上が気がついて策を打てば改善できるかもしれませんね。
40歳を越えて、『会社組織に属する』ことへの疑問を抱くようになりました。そこから抜け出すのが不安だったから所属しつづけていたという理由がひとつにありますが、いまとなっては所属しつづけるほうが不安に思ってきたような…。なぜかというと、『井の中の蛙』になりがちだからです。ほかを知らないことがどれほどリスクがあることか。自分の「未知」の成長をどれほど妨げているのか。そんな風に考えることがあります。
旅先で見かけるはたらくひとは、特に興味深く見ています。世界遺産を見に行っても、広大な景色を眺めていても、やはりはたらくひとに目がいきます。その国の、その地域のはたらくひとの特長を見るのがおもしろい。ある国に行ったとき、4つ星ホテルのフロントで、笑顔ひとつなく足を組んで座ったままめんどくさそうにチェックインをされたことがあります。あれは、衝撃でした、笑 これぞまさにカルチャーショック!かと言えば、個人ガイドがとても親切で歴史からご自身の考え方、日本とのつながりなどとてもわかりやすく話してくれて、思い出深い方もいます。
テレビ番組の『サラメシ』が大好きで、録画をしては何度も見ています。そこには、はたらくひとの笑顔があります。ですが、苦しさや悲しさは番組に出てこない。それも追って取材をしたいくらいです。半世紀つづけていたお店の最後。やめるきっかけはひとそれぞれ。世の中の変化であり、加齢であり、考えの変化であり。しごとを辞めたあと、どういったことに興味をもたれるのか?どんなランチをとっているのか、知りたいですね。企画を投稿してみようかな、笑
『サラメシ ~やめたあと編~ 』わたしなら、絶対に見ます!
飛行機が大好き!空港が大好き!
はたらくひとたちの集合体と言えば、空港です。1機をオンタイムで飛ばすのにどれほどのひとたちが分業をしていることか。あの広さを快適に演出するのは、どれほどのひとが活躍していることか。わたしは、学生のころ客室乗務員になりたかったのですが、家族に反対されて素直にやめました。人生後悔はあまりしませんが、これは大きな後悔です。いまの自立度があれば、まちがいなく挑戦していましたね。
はたらくひとの大規模集合体、空港であり駅であり、ひとが集まるところが好きですが、これは色んなひとが見られるからですね。人間ウォッチングが好きなかたがいると思いますが、顧客としてを見るのが好きなひとが多いのではないでしょうか?ディズニーランドに行ったら、前に並んでいるひと。わたしは、やはりはたらくひとに目がいきます。
オススメの光景があります。
飛行機がプッシュバックして、滑走路に向かうとき。一度止まって、グランドハンドリングの方々が手を振ってくれます。これはご存じの方はたくさんいらっしゃると思います。そのあとです!3人がそれぞれ、ペコっと会釈をし合うんです。これを見るのが何よりもたのしみです!わたしたちを安全にオンタイムで送り出すために、どれほどのひとたちが関わり、どれほどの努力があるのかはわたしにはわかりません。ですが、あの光景を見ると『あぁ。本当にありがとうございます。たのしんで来ます。また次もよろしくお願いします!』とひとりで会釈をしています、笑
わたしは優良乗客でありたいので、空港へは遅くとも1時間前には到着をしています。早いときは2時間前もあります。空港内を散歩して、展望デッキを眺めて、荷物を預けて、乗る飛行機の到着を待って、笑 かなり楽しんでいます。たびの半分は、空港+飛行機です。
あぁ。止まらなくなるのでこの辺で…
身近な生活で、はたらくの集合体を発見!
自宅の隣家が建て直しの工事がはじまりました。18年前、実家を建て替えた際にはすべての打ち合わせに参加をし、キッチン以外はすべて決めてきました。料理をまったくしなかったので、キッチンは母の担当で口出しはせず、笑 地鎮祭が終わって、翌日から基礎工事が開始し3か月間、毎日毎日出勤前と帰宅後にのぞきに行きました。日々変化があるのがとても楽しかった。
家を建てるってすごいこと!
更地を掘り、基礎を作り、鉄骨・筋交いを組み立て、パネルをはめ、屋根を乗せ、内装を造作、設備を入れる…ものすごい工程ですね。木造建築はもっと時間がかかるわけですから、たのしいですが待ち遠しいですね。かわるがわる、ちがう会社のひとたちがやってきて専門の作業を行って次にバトンタッチする。空港はほんの数時間しか楽しめませんが、家づくりなら事前の計画、様々な選択、契約、そして、解体から3か月もの間楽しめますね!合計したら半年以上です。それに、いまは資産形成をたのしんでることを考えたら、総時間はどのくらいになるのでしょう。
目標設定!
定年を迎えたら(ただしくは、会社員生活をやめたら)、家を建て替えたい!そして、3か月間は朝8時~日が落ちるまで入れ替わる職人の方々のしごとをながめていたい!!!これは、マンションにはない家づくりの醍醐味ですね。
ずいぶんと壮大な目標を立てました。目標は大きく!資産形成がよりたのしみになりました。といっても、途中で目標設定が変わるかもしれませんし、もっと強い願望が出てくるかもしれませんが、それがあるまではどんな風にしたいかを考えたり、いまどんな家が人気なのかを情報収集したり、楽しんでいきたいと思います。
正直なところ、家の前の土地は広い駐車場だったので、とてもながめがよかったんです。いつかは変化があることは理解していましたが、いざこうなると決まりブルーになっていたのです。誰かに言われました。ひとって日当たりだの住む環境だの追い求めるけれど、完璧はない。かならず変化があるから。それがいやなら可能性が低い、
墓地のとなりに家を建てなさい。
ムリです。おばけが怖いので…笑 目標があるとやはり前向きになれるものです。いまとなっては割り切れたというか、ほかに目が向いたというか、気にならなくなってきました。いまは、テレワークの日に、コソコソと職人たちの動きを見ながらにやにやすることにします、笑
なにかを手に入れるのは、なにかを無くしてから。無くしたことでゼロになるのではなく、いままで見えていなかったモノが見えてくる。
いま読んでいる本で響いた言葉です。この方は、電化製品をあれもこれも捨てたそうです。そうしたら、虫の鳴き声ややさしい月の光が見えてきたと。いいですね。こういう感覚。
さて。サラメシの件、企画構想を妄想することにします♪
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