40代で早期退職をしました。決めたのは昨年10月頭。すでに9月には頭の中でちらちら考えていました。
あと5年くらいしたら早期退職をしようと計画を立てていました。お金の計算、生き方、これからどのように生きていくか、どんな風になりたいか…かなり具体的に考えていました。その時期を早めたのは大きな大きなきっかけがあります。
『母の急逝』
昨年6月、長生きすると信じて疑わなかった母が他界しました。あのころの想いを時々メールに残していました。やっと振り返れるような時期が来たのでしょうか。
いくつかメールを覗いてみました。亡くなる1週間くらいのメモ書きがありました。
- 金縛り
- 母とカフェ
- 母に聞きたいこと
- 私は子供の頃どんなだった
- どんな子供だった
- これからどんなことをしたい
そういえば、叫んでも叫んでも声が出なくて苦しい金縛りに逢ったのを思い出しました。何か予知だったのかな。ひとの記憶というのはすぐ忘れるようにできていて、それは記憶のスペースを空けるためらしい。新しいことを覚えるため。忘れたいことを忘れるため。人間の機能って本当に素晴らしいですね。だから、『母を亡くす』というまだ具体的な想像をしていなかった私にとって、あの時期は放心状態であり、何かの想いをこのブログに残すことは到底できませんでした。そんな話をオットと話したときに、日記みたいに書いておいたらいいよと言われてはじめたのでしょう。
これから、すこしずつ母の死と早期退職について綴っていこうと思います。
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