中学3年生、これでいいのか?!
姉からいつも落ち着きがないと言われている甥。2日間一緒にいたことがないので、私にはわからない。受験生だが塾が無い期間なので、息抜きとしてわが家に泊まりに来た。だが、日々の日課はあるのでそれをこなすのが大変。
行動が3歳のころとあまり変わらないのは、甥だけなのだろうか、笑?それともそんなものなのか?!まぁ、かわいいことには変わりが無いし、よしとすることにしよう。
しかし、エンジンがかかるまでに時間がかかる。あぁだのこうだの…言っている間にやってしまえば早いのにと思うのはオトナだけなのだろうか。
社会勉強でふたりでやきとりへ
オットは友人と飲みに行ったので、甥とふたりで夕食に出かけた。いくつか候補はあったが、私のお気に入りの店にした。ここに通って20年近くが経つ。喜怒哀楽色んなことがあり、会社帰りにここへ寄ってきた。なつかしい。そんな話もしながら。
甥には初対面のオトナとたくさん出会ってほしいので、今回はあえて私を知らないスタッフがいるお店にした。いつもはなじみのお店に連れて行くので、スタッフと私は楽しく会話をする。今回はちがう。案の定、遠慮して注文すらもぞもぞしている、笑 自分のものは自分でたのんで!ついでに私のもたのんで!と。
やればできるの。やらないだけ。
これを教えていきたい。ちょっと待って、後にして、と1回言われると次に言うのを遠慮してしまうそうだ。まぁ、あなたらしいね。勝手なおとなの都合でそうしているのを説明し、でも悪気は無いからタイミングを変えて言えばいいんだよ。そう伝えておく。
『おれが死んだら渡してな』と、じいじからお金を預かる
この時間ならいるよ!と伝えておいた時間に、入院中のじいじから電話が来る。甥にはこれもいい経験になる。いつもパワフルなじいじには、歩き出した時からたくさん遊んでもらったね。肩車をしてもらって公園へ行って何時間も遊んでもらったものね。帰りにスーパーに寄ってジュースやお菓子を買ってもらうのがいつものパターンだったね。
そんなじいじが、畳に寝転がって食欲が無い…自分の分のカツサンドを半分あげていた。あの光景は忘れられないな。
じいじからは自分が亡くなったとき、甥に渡してとお金を預かっている。そこまで覚悟したんだよね。でも、治療のおかげで立って歩き電話で話せるまでになった。いままで薬をまったく飲まなかったおかげなのだろうか。元々の体力があるのだろうか。
じいじと照れ臭そうに話していたね。元気な声でよかったよね。この前見たじいじとはちがって、いつものじいじに戻っていたね。
修学旅行で買ってきてくれたお守りはどこにあるの?
そう聞かれた。家にあるよ、と答えた。意味ないじゃん~と、笑 そのとおりだね。でも、あの日は私もじいじも入院するなんて考えてもいなかったから、家に置いたままなんだよ。一定期間治療をしたら家に帰ってこられるから大丈夫と伝えた。
やさしさが育ってうれしいよ。
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