『ねぎ』を持つのがいやだった…
高校生のころからだったか。時期は確実ではないが、わたしは『ねぎ』を持つのがいやだった。『ねぎ』は、もちろんあのねぎのこと。いつも家にある、時々しなってきてしまう、あのねぎだ。買いもの帰りの袋からアタマを飛び出している主張の強いねぎ。『わたし、買いものしてきました!』っていうアピール。
わたしは、あのねぎを持つのがいやだった。
理由は、『カッコ悪い』から。
ただ、それだけ。
なぜそう思うようになったのだろう。若いころ、わたしはトガっていた。いま10代20代の女性を見て微笑ましく感じるのは、なつかしいのだと思う。あぁ、わたしもあんなだったなぁ~と。ルール違反は色々した。自分で責任が取れる範囲で小さくするならOKと考えていたので、大きく道を外れることは無かった。若いころから右へならえが好きじゃなかった。母を見ていて、家族のために一生懸命の母を見ていて、『こうなりたくない』と思っていた。もっと、広い世界を見たいと思っていた。
そのことが、『ねぎがカッコ悪い』のとどうつながるのかはわからない。いま私の家には必ず『ねぎ』がある。わたしがスーパーに買いに行っている。友人から誕生日プレゼントでもらった、お気に入りのエコバッグ『SUSAN BIJL』、ネイビー×キャメルのカラーがテンションを上げてくれる。このバッグからねぎがアタマを出しているのが、なんともかわいい。そう思っている。
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『キャリア』というバリアを外したから?
1社目、2社目ではお気楽な会社員生活だった。時間に追われ、トラブルに追われたが、基本的にだれかのアシスタントだった。責任の範囲がとてもせまかった。そして、定型のことが多かった。3社目で、それはガラリと変わった。転職支援は、自己実現をしたいひとのためだけでなく、むしろ切羽詰まったひとのサポートが想像以上に多かった。『はたらく支援』をすることが、『自分のはたらきかた』の考え方を変化させた。
- 女性も働きつづけること
- 働きながらブラッシュアップをしつづけること
- しあわせの定義は自分で決めること
この3つが大きな柱。
40代になったころから追加された。
- 60歳定年は、『組織が勝手に決めたルール』で、自分の道を歩いていい
- 会社員以外に働き方がある
- やりがい < つらい なら辞める。辞めてもなんとかなる
年齢の影響が大きいのだろう。年数に比例する経験も。働きながら喜怒哀楽をたくさん得てきた。だから、こう思える。
退職する前に5ヵ年計画を立てた。毎月いくら貯蓄に回していくか、利回り目標と試算、毎月いくらあれば生活ができるか、それを支えるスモールビジネスは何をするか…そんなことを。これを考えていたことがいまのわたしを支えている。だいぶ早く退職してしまったけれど、特に問題は無い。毎月の収入をどう得るかは、これからやっていくところ。
とにかくよく働いた20年間だった。業界特性だけでなく、企業体質もある。時間のムダをするのが嫌いだが、規模の大きな組織はそうそう変われない。それは、大手の最大の弱みだと思う。いつの間にかそれがフラストレーションになっていた。
組織は変わらない、変われない。
どんな大事件を起こそうが、組織は変わらない。そう思っている。だから、自分が変わるしかない。理由はこれだけではないが、わたしは40代で退職をした。カッコよく働いていたい、新しい世界とつながっていたい、そう思っていた。けれど、会社に所属しなくてもそれは実現が可能だ。カッコ良さってひとそれぞれ。そして、わたしの『カッコ良さ』の定義が変わったということだ。
いまの世界をやめれば、それは『新しい世界』
ずっと考えてきたカッコいい世界から離れたが、いま新しい世界を楽しんでいる。スーパーに行くことがそのひとつ。流通にはまったく興味が無かったのだが、奥の深いおもしろい世界なのでしょう。旬の野菜やフルーツを買うこと。客やスタッフ、そこに集うひとたちを見るのがたのしい。といっても、長居をしないのでほんの限られたことしか知らない。レジの手際がいいこと!無形サービスのスペシャリストだと思う。基本はあるが、それぞれ特色がある。それから、皆さんがとても親切だということ。スーパーで店員に話しかけることは無かったが、いまは聞くことが増えた。
買いものリストに載せた『ピーマン』が無かった。聞いたら、在庫を2箱持って来てくれた。忙しいのに話しかけられ、他の作業をすることで効率が落ちる。大変申し訳なく思う。手を見たら、傷だらけだった。こういう仕事があるのか。知らなかった…。スーパーがたのしい!と言っていた友人がいるが、少しわかった気がする。まぁ、多分ちがう意味だけれど、笑
苦手だった国語を克服したい!
先日、甥と一緒に行った書店で、わたしも同じ問題集を購入した。苦手な文法と読解を教えてほしいと言われたので、これをわたしもやってみることにした。文章を書いていて思うが、やはり国語は不得意だ。でも、書くことは好きだから、つづけていけばそのうちにもっと読みやすくなるかもしれない。
文法は解けるが、文法用語がなつかしい!!!五段活用、サ変活用…あったねぇ。何度も口にして覚えたね。いまの学生は、『書く』ことをしないらしい。まぁ、非効率だしね。子どものころに記憶の定着をするのは重要だから、色んな感覚を使って覚えてほしいな。
楽天ブックスワンタンスープを作ってみる
ひき肉をあまり使わないが、なにかで見て食べたくなった。『とりあえず多めに買っておく』ということはしない主義なので、少量の鹿児島黒豚がたまたまあったので購入。ちょっと多かったけれど、前から作ってみたかった『肉みそ』を想定して買った。ちょっと手間はかかるが、レシピを何度も見て挑戦したら簡単にできた。市販のワンタンスープはにおいが苦手なのだが、自分でつくれば自分好みになる。費用対効果はどうかわからないが、時間があるいまのわたしにはもってこいだ。料理のレパートリーが増えるし、調味料が加減できるのがうれしい。オットも美味しいと言い、残りは冷凍をしたので朝ごはんや、みそ汁が飽きたらスープにしよう。飽きないけれどね…。
いま思う。料理をやっていなくて、家事をやっていなくてよかったと、笑 新しい世界、たのしい♪
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