【出会ったひとたち】韓国の友人と築地＆手作りチヂミ／生き方のお手本／父の仲間たち

ひさしぶり！築地でお寿司

音楽仲間が韓国の方と友だちになった。国際交流が好きなので、もちろんわたしも友だちになった。日本が大好きというその方は、リタイヤをされて楽しみを謳歌している。そのひとつが、日本への旅行。台湾、香港も近いからよく行くという。そのフットワークの軽さはどこからくるのだろう。今年で3回目の来日。すべてお会いしておしゃべりを楽しんでいる。

料理やお菓子づくり、フルーツのカッティングなど様々な趣味を持ち、極めている。ジムは毎日、ゴルフもよくコースを回っているそうだ。で、サックスやクラリネットも演奏するという。お会いしたときからやりたいことがあった。わが家で韓国料理を作ってもらうこと。わたしが日本の家庭料理を作り、韓国料理を披露してもらいたい。やっとそれが実現する日になった。

まずは、築地でお寿司を食べて魚を買ってわが家へ。友だちもわたしも家族も大好きなマグロ。なかおちがリーズナブルに手に入ったので、立派な一品となった。

音楽仲間は、今月韓国へ旅行をするという。出会ってから間もなく韓国語を勉強しはじめた。父と同じくらいの世代であるが、新しいことをはじめるのに年齢は関係がないと学ばされる。地下鉄で韓国語を色々と教えてもらい口にするが、耳なじみがなくてまったく覚えられない。木曜日、金曜日…と聞いたが、いまはまったく覚えていない、笑　しかし、毎日毎日韓国語をやりつづけている音楽仲間は、旅行用の単語はだいぶ頭に入ってきていた。継続はチカラなり。

わたしも韓国への旅を計画するが、何しろ航空券が安くない。でも、3日くらいでさっと行かれる地なので、1年以内には行こうかな。アテンドもしてくれるようだしね♪

チヂミ＆マッコリがおいしい～食べ過ぎた

わが家に着いて、おみやげのマッコリで乾杯をしたあとチヂミを作ってもらった。ネギ・たまねぎ・ニラのオーソドックスなチヂミ。そして、残りの半分はキムチがたっぷり入ったキムチチヂミ。わたしが知っているチヂミよりも薄くてたくさん食べられる。これが、家庭で食べるチヂミなのだろう。ちょうど見ていなかったのだが、キムチのさばき方に慣れているから全くキッチンが汚れていなかった。手作りのキムチをいただくことがあったのだが、いつも使うときにキッチンが真っ赤になってしまう。あちことに飛ぶし、においはすごいし、ありがたいながらも手を焼いていた。キッチンバサミで食材を切ることをしないのだが、あれがあればキレイにできるのね。購入の検討をしてみようかな。しかし、マッコリっておいしい～♪

父から生き方をまなぶ

父とひさしぶりに会った音楽仲間は、元気になった父を見て喜んでいた。こうやって遊びに来てくれるのはうれしいね。病気の原因や現在の状況をひと通り話して、おたがいの入院生活を語り合っていた、笑　学んだことがふたつあると言う。

1．3日調子が悪かったら病院へ行く

2．復活の度合いは自分の思考によるところが大きい

父もわたしも病院知らずだったがゆえに、症状が出始めてから少し時間が経ってから通院した。もっと早く行っていれば変わるものもあったかもしれない。そういえば音楽仲間が入院したとき、おかしいおかしいと思いながらもガマンをしつづけてしまい即入院になってしまった。そして、わが家と近所なので、なにかあったとき『近くの他人』として頼りにしていると言っていた。家族以外で助け合いが必要な世の中になった。

1か月の入院で足腰が弱らなかったことに驚いていた。何をしていたのか？と興味深々だった。父にとっては『いつもどおりのトレーニング』なのだろうが、わたしたちにとっては未知の世界である。普段からやっていることは、どんなときでもできるのである。自分にその意欲があれば。どんなことが起きても、平常のことがいかにできるかどうかが重要なのだ。わたしはそれができそうにない。パニックになり平常心なんかどこかに飛んで行ってしまう。そして、そんな自分に落ち込む…。復活は、自分自身の思考および行動にかかっているのだ。

3か月音信不通…心配させてしまった。

チャイムが鳴った。父の山岳会の仲間である。自転車で1時間かけてはるばる来てくれた。70代の女性…。アタマが下がる。6月からパソコンを見ることも無く、電話に出ることも無くなってしまった父だが、山岳会の集まりは恐らく皆勤賞に近いのだろう。おかしい、おかしい…と連絡が取れない父のことを心配してくださっていた。そりゃそうよね…。先日もふたりで来てくれて、元気な顔を見て安心して帰って行かれた。

自宅の留守電に定例会の予定のメッセージが何回か入っていた。父にそんな話をするのを躊躇していたが、元気になってきた父にあるとき伝えた。しかし、そのうち連絡するよというのでそのままにしておいた。本人も色々と思うところがあるのだろう。だが、連絡が無いことで皆さんの想像をネガティブにさせてしまったことは申し訳無かった。わたしの身に起きたらどうしようか、そんなことも考えた。

何はともあれ、数名の方が顔を見に来てくれたので山岳会には連絡が行くのだろう。お見舞いまでいただいて、ありがたい限りである。