【出会ったひとたち】9月誕生日のパーティを楽しむ

仲良し4人組、1年ぶりに乾杯

いつのころからか4人組で誕生日パーティをするようになった。わたしともうひとりが、同じ月。あとのふたりが同じ月。ということで、だいたいその誕生月に集まって乾杯している。場所はわたしの家が多い。父とオット、生前は母も混ざって笑って飲んで食べて…そして、泊まることもあった。よくこんな狭い部屋に3人が寝られたね。まさに、川の字、笑。

たのしい時間が何年もつづいた。母が亡くなり、6人になってしまった。前回はひとりがオンラインでの参加となった。今回は父が入院し日程を遅らせてもらった。だから、ひさしぶりにメンバーとその空気を共有できた。いつまでもおなじメンバーで集まることは無いのだなぁと感じる。いまこの瞬間を堪能しよう。

和食ランチを楽しむ

いつものパーティはわたしが作った料理をみんなで食べていた。父の帯状疱疹により身体の痛みがまだあるので、滞在時間を少し短くするように外でランチをした。3,800円のランチコース＋4000円のシャンパン1本を3人で楽しむ。松茸の土瓶蒸しや秋刀魚の炊き込みご飯もあり、わたしには作れないものを楽しめた。盛り付けも素晴らしい。

ケーキは2種類のティータイム

ティータイムはわが家に移動してから。途中でケーキを買ってもどる。生クリームのケーキをよく買っていたが、今回はレアチーズケーキとチョコケーキの2種類。すこしずつ×2種類を楽しむことにした。父やオットも入れた6人でスパークリングワインで乾杯。ひさしぶりに集合に、おしゃべりが止まらない。ひたすらネタを提供するひと、『へぇ。それでどうなったの？』と聴き上手なひと、『えーーー！』と驚いたり笑ったり感情豊かなひと、黙って聞いている父、オットはさらに詳しい情報を提供する。

『対話』が好きなわたし

いったい、わたしはどんな役割なのか？自分で自分がわからなくなる。ずっとしゃべっていることは無いし、ずっと集中して聴くタイプでも無い。自分に起こったことは基本的に自分で消化する。トラブルが多くないから、笑いのネタは少ない。でも、苦しいことや困ったことは誰かに聴いてもらい、少しでも解決に役立つ情報をもらいたいと思っている。

つまり、1対1の『対話』が好きなのである。

4人以上の集まりはほとんどしない。参加も控えることが多い。ひとつの輪＝おなじ話題で楽しみたいから。それ以上だとどうしても話題がわかれてしまう。解決策のひとつに、『円卓』があることを知った。中国料理の円卓は何度も囲んだことがあるが、基本は8人で座る。足りないときはスタッフが座り、乾杯をすると縁起にこだわることもある。しかし、あの回転式円卓は日本が発祥の地であるようだ…。知らないことばかり。新しい出会いであれば浅い話をしやすい大人数がいい。すでに多くの話をしてきたひととは、さらに深くそのひとを知りたいと思う。わたしは、そのひとが行動した知識や楽しみを知りたいのではない。なぜそのひとがその行動をしたのか、その知識を得ようとしたのか…という心の動きに興味がある。こういうひと…少ないのよね、笑。