友人からよく聞かれること。わたしの国内ひとり旅、行くまでのプロセスをまとめてみよう。
まず最初に、わたしのひとり旅には前提がある。
1 移動:飛行機+公共交通機関+徒歩
2 曜日:平日
3 日数:2日もしくは3日
4 予算:回数優先でリーズナブルに
こんなプロセスで旅を決めている。
1 旅をしたくなる
あ~、旅をしたいな。そう思うときが突然やってくる。季節に関係はない。わたしはいわゆる『ハイシーズン』に旅をしない。理由は、旅の回数を増やすために1回のコストを下げることを優先しているから。そして、『旬』以外の地のものに楽しみを見出せるから。混雑する桜や紅葉のシーズンは近場で楽しむことにしている。
では、旅欲はどんなときにやってくるのだろうか?例えばこんなとき。
- 『窮屈さ』を感じたとき
- 広大な景色を動画や画像で見たとき
- 離陸のスピードを感じたくなったとき
- 季節の移り変わりを感じたとき
- 『名物』を食べたくなったとき
わたしの世界地図にはマークがいっぱいある。あり過ぎて何がなんだかわからないときがあるくらい、笑。何かで見たとき、行きたいと思ったときにマークをつけておく。カフェやレストラン、神社、仏閣、教会、美術館、街並み、建造物、細い道、トンネル、山、川、田畑など世界中のあらゆる場所がリストアップされている。普段からこれをやっておくことで、予定を立てるときに便利であり選択肢が広がる。
2 日程、予算を決める
旅に出たいムシがウズウズしてきたら、次は日程と予算を決める。どちらもざっくりと。国内に限ってはすでに全都道府県に宿泊したので、行き方や相場が頭に入っている。ざっくりと決める理由は、時期によって飛行機もホテルも価格に増減があるから。例えば金額の上限をキッチリ決めてしまうと、行きたい日程や場所の融通が利かなくなることがある。だから、上限金額にも『絶対超えない』『理想はこのくらい』のように2つのレンジを持たせている。時期によっては、『理想はこのくらい』以下の金額でも満足度が高い旅になることがある。
まず、日程の決め方である。定型はこんな感じ。
- 火曜日+水曜日もしくは、水曜日+木曜日
- 基本的には1泊2日
- 2泊3日の場合は、離島か飛行機の便数が少ないエリア、北海道周遊
基本的にケチケチ旅なので、安い平日が対象。日曜日+月曜日、月曜日+火曜日も価格は安めになる。ただ、日曜日は家にいたい。週明けの月曜日は、羽田空港までの道中に遅延する可能性が高いので控えている。これは、5時台の電車で毎日通勤した会社員時代の経験に基づいている。
わたしが考えるデメリット
火曜日~木曜日はお店の定休日になっていることがよくある。
次に、予算の決め方。わたしは旅に出ることを何よりも優先している。だから、普段から外食を減らしている。友人と食事であれば、ディナーよりランチにする。もしくは、わが家に来てもらって料理をふるまう。そのほうがゆったりできるしリーズナブルでありヘルシーだ。それ以外は普段からかなりケチケチ生活をしているので、減らしようが無い…笑。あ。今年は歯のメンテナンスをしっかりしているので、海外旅行に何度も行かれるくらい費用が発生している。このお金が無くなればさらによい。それには、日々のケアを丁寧にすることだ。
国内旅の費用の目安はこんな感じ。
- 飛行機代:往復20,000~30,000円
- ホテル代:1泊5,000~8,000円
- 交通費+食事代:1日3,000~5,000円
- おみやげ:基本無し
飛行機はJALを利用しマイレージを溜めている。2022年に『マイル修行』をしてJGCに入会をした。ホテルは駅前のビジネスホテル。旅先では車に乗らないので、駅前がとても便利である。大手ホテルブランドなら女性にもうれしいサービスがたくさんある。わたしは駅のトイレを使えないほど水回りに潔癖なのだが、大都市圏のホテルは築浅が多く何の問題も無い。どのホテルも清潔で掃除が行き届いているし、駅のトイレもかなり綺麗になった。それは、日本の素晴らしいところである。
旅先での費用については、例えば電車移動が多い場所なら夕食はローカルのスーパーでお刺身を買う。街歩きで交通費がかからない場合は、贅沢にレストランで地酒やワインを飲むなどバランスを取っている。これは、コロナ禍でも旅をつづけながら見つけたバランスである。以前は、『せっかく旅に来たし…』と気が大きくなりがちだった。しかし、わたしはいま定期的な収入が無いし、旅に出る回数を増やしたいからケチケチ旅にシフトした。まぁ、『たまにだから…』と言っていたらキリがないということだ。
おみやげもこの考えに準じている。旅の回数が多いわたしが、毎回おみやげを買っていたら大変なことになる。だから、会社員のときも旅に行くことを誰にも言わない。たま~に、お世話になることがあったらこっそりとあげるひとがいたくらい。いつのころからか『ピンバッジ(pins)』のコレクションを始めた。どこかでpinsを見つけた場合は買って帰る。ときどき、わたしとオットが大好きな銘菓だけは買うことがある。しかし、そのほとんどはわたしが食べて無くなる、笑。
ここまでで長くなったので、つづきは次回に。
つづき
3 目的と候補地を決める
4 予約する
5 候補地をリストアップする
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