“Resistance”という言葉が、きらいじゃありません。出る杭は打たれる。色々と打たれてきました。ひととちがったことをしても、平気でいられるようになりたいと思っています。
会社の風土に抵抗
わが社はフルフレックス制度です。名ばかり管理職ならぬ、名ばかりフルフレックスです。フレックスを使用するのに「申し訳ありませんが…」「ご迷惑をおかけしますが…」という言葉を使うことにとても違和感があります。有休休暇を取得するときもおなじです。
『おたがいさま』の風土でありたい。
労働基準法およびで就業規則で定められているものは、勝手に(厳密にはちがいますが、でもねぇ、笑)国と会社が決めたものです。ですがそれは、「労働者の権利」でもあります。権利は行使しないといけません♪別に絶対に行使しないといけないということではなく、「行使したいひとが自由に行使できる」ことが大事です。労働基準法では、「有給休暇取得の権利行使をしたひとに不利益があってはいけない」と定められています。
色んなひとから学び、視野をひろげる。
昨年からの引きこもり生活で、何人ものYouTubeを最初から最後まで見ました。ヒマすぎて…。わたしは外に出るのが大好きなので、それができなくて家でぼーーーっとしているのが苦手です。すこしでも学ぶものがあったらいいなぁと知らない世界に足を踏み入れてみました。
- ていねいな暮らしをしている方
- タワマン暮らしで貧乏の方
- おうち居酒屋を楽しんでいる方
- プロの料理人によるかんたんレシピ
そして、はまりにはまったのがこのおふたり。
- 渋谷で会社経営をされている方←合理的な考え方、生活スタイルがおもろい
- 学生のころから企業をしていまは資産数十億(推定、笑)の社長
YouTubeは数年にも及んでいるので、ひたすらひたすらに1.5倍速で聴きました。
そして、いま。
社会人10年未満で資産5000万円以上を貯めて、サイドFIREをされた方のブログ(YouTubeはやっていません)
この方が本当に素晴らしい。聡明で勉強熱心、紳士的だし、わが道を行きながらも横暴な感じはしないし、ご家族への愛と自分の目標に向かって、ただひたすらにコツコツと努力されています。
『あっぱれ!!!』
です!笑
会社員として、組織の息苦しさを感じて、でもそれを自分のペースで淡々とかわしていく。わたしもこのまま行こう!ととても勇気が出ました。
- 有給休暇は月に2日間取る
- 特別休暇(おそらく結婚休暇)は、土日祝をくっつけて驚異の2週間超え!
- 飲み会はほぼ行かない
ほんの一例です。
『あさ、何時に来ているの?』
とにかく、色んな方からよく聞かれます。いまはフルフレックスですから、過去の定時(9時~18時)より早く来て早く帰るわたしに興味をもつのでしょうか。毎朝やる朝礼などまったくの無意味ですし、それに合わせて出勤するのもおかしな話です。
こんな生活を6年近くつづけています。なので、わたしにとってはすっかり定時がこの時間です。朝早く出勤する理由はいくつかあります。
- 早起きだから(元々朝が強く、以前は起きてから3時間くらい経ってから家をでていました)
- 電車が空いている(かなり遠距離通勤をしていたので、1本ずつ電車を早めたらこの時間がベストでした)
- 静かだから(朝からおしゃべりをするのが苦手です。朝は一番集中できる時間ですから)
- 顧客が寝ている間に、じっくり考える時間がとれるから(9時から仕事をはじめたのでは、どんどん連絡がくるので考える時間が取れません)
- 残業するべき古い体質なので、ほかのひとと横並びの時間だと帰りにくいから
オフィスの空気が淀んでいないとか、笑。とにかくまだまだたくさんあります。
フルフレックス制度(就業規則で認めている)なんですよ~
ダイバーシティだって言ってるんです(研修やミーティングまであります)
昭和のひとは変われないでしょうから、昭和ですが変われるわたしがやってます
それを、数字が上がらないだの、ほかの人がどう思うかだのと言われても、それとこれは異なる次元の問題だと思います。現に、わたしに「朝何時に来ているの?」と聞いてくるひとが多いということは、その方も自分に合った時間に出勤したいと思っていると推測できますしね。
理想の生活は、カメハメハ大王のように♪
休むことって、そんなに悪なの?!
少しずれますが、労使って対等であるものです。わたしは労働力(役務)を提供しているわけですから。これが無ければ、売り上げは成り立ちません。どうも企業が上なんですよね。ここにきて、終身雇用はできません、人事評価制度の改定をします、退職金を減額します、副業解禁しますなど、『使』側が勝手に変わってきているんです。ですから、『労』も変わっていいんですよね。ではなく、変わらなければいけない。そう思います。
有給を1日も自然消滅させないために計画的に取っているほうですが、尊敬するブログの方は月2回の有給取得ですからまだまだ追いつけていません。まずは、確実に月1回、いずれは1.5日、そして2日は有休を取るように少しずつすり込みをしていきます。明日のランチに誘われた方も同じ考えみたいなので、同盟を組もうと思います、笑
~厚生労働省より~ 一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。
有給休暇を取得する目的を日本企業はどこではき違えちゃったのでしょうね。
わたしは、はたらく仲間たちが有給を取りやすい風土にしていきたい。有休=病欠にするひとが意外といますが、本来は異なる使用だと思います。傷病休暇が年に数日あってしかるべき。厚労省も謳っているように有休=心身の疲労を回復することなのです。なのに、休むことになぜ「申し訳ない」と思わなければいけないのでしょうか…。
つづけていけば、『こういう(変わった)ひと』というレッテルを勝手に貼ってくれる。
サイドFIREされた方のブログに書かれていました。同感です。人間皆異なるわけですから同一の働き方で心地よくはたらけるはずがありません。朝が強いひとがいれば、夜が強いひともいる。子どもがいるひともいれば、習い事をしているひともいる。英語を習得したいひともいれば、飲み会がすきなひともいる。それぞれですよね。そこに会社の強要がはいったら、貢献度が下がるのは必然でないでしょうか。
あぁ。止まらなくなりそう、笑
子どものころから、右へならえが苦手でした
ほろ苦い思い出があります。小学校5年生のとき、2泊3日の林間学校へいきました。食堂で一斉にいただく夕食は、テーブルごとにお櫃が置かれています。ごはんをよそって準備OK!『いただきま~す』。あるクラスメイトが言いました。
A子:『ねぇ、これ虫じゃない?』
B子:『え~』
C子:『やだぁ』
D子:『虫みたい~』
虫には見えないし、そこだけ食べなければいいじゃん…
と思いましたが、口に出せず。おなじテーブルの全員がよそったごはんを残しました。同調圧力に負けました。とても悲しい思い出です。あのとき、これを作ってくれているひとがいるのになんてことをしたのだろうと。いまでも忘れませんし、その後も色んなことがありました。
ですが、わたしはそうは思わない。わたしはやらない。そう伝えています。
サイドFIREをされた方の強さ、本当に素敵だなと思います。彼は、後輩にあたる新入社員が「素足で出社」したことを褒めたたえたそうです。顧客訪問をするわけでもないので問題がないと。ご自身と重ねるところがあったのでしょう。時代が変わっていることを、若いひとの芽を摘んではいけない、そう思っているのでしょう。
ん?と思ったら、理由を確認すればいいと思います。そこに必ず想いがあるわけですから。それをせずに批判をするのはナンセンス。わたしはそんな風にはありたくない。心からそう思います。
ということで、6月は誕生日ということもあり有休を2日取ることに決めました♪
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