『自分のものになる=いいこと』という方程式を、信じて疑わないで生きてきました。最近、少し疑問をもつようになりました。
固定資産という苦しさ
わが家は戸建てです。子どものころからここに住まい、代が変わり建て替えをしていまがあります。建て替えたのは30歳少し前で、結婚予定もする気持ちもまったくなくて、ずっとここに住むと考えていました。その後、結婚をしてもここに住まっているわけですが、ここ1年くらいで少し考えが変わってきました。両親の老いを目の当たりにして、自分たちがこの年になったら…と想像をしました。
- このままここに住む
- 建て替えか、リノベーションか
- 土地を売ってほかに住む
- マンション購入か賃貸か
- 居住場所はどの辺にするか
- 20年後どうなっているのか
子どもがいないため、選択肢はこんなところでしょうか。固定資産てありがたいと思っていましたが、売却するには手間や時間、資産価値の減少、未来がどうなっているか、いろいろと考えないといけません。やっかいなのが、『執着』。愛着ともいうのでしょうが、これがなかなかくせ者で意外と割り切れないわたしがいそうです。どうしたものか…。
とにかく、いまは資産を増やすことに専念!
散財をしてきたわたしなので、金融広報中央委員会が調査をした世の中の資産の平均値にまったく到達していません。いままで十分に楽しいことをしてきたので納得はしています。ですが、何でもかんでもお金を使っていたことは反省しているので、今後はギュッとメリハリをつけてたのしみながら資産形成もしていきます。
60歳を迎えるまでに、明確な目標金額を立てました。安心してリタイヤ後も楽しみながら暮らせる金額を算出したので、ここに沿って愚直に積み上げていきます。余談ですが、わたしはコツコツとか愚直とかという言葉に縁がないと思っていたのですが、社内の無記名アンケートで『愚直な姿勢を尊敬しています』とどなたかが書いてくれました。なんだかくすぐったいですが、そんな一面があるのかと知れたことがありがたいですね。自信をもって愚直に進みたいと思います!
リスクも想定していますが、範囲内であれば60歳が来たときにオプションを考えていかれそうです。
あせらないこと、軸をもつこと。
思うところがあり、3か月くらい中古マンションのリサーチを毎日しました。ある程度の相場がわかったこと。これからは新築の下落率がどんなものなのかも調べていきます。これを知っていると知らないとでは、物件探しに大きな差が出ると思っています。何ごともリサーチから。
物件探しと転職活動って似ている!
3か月のマンションリサーチで思ったことです。わたしは転職活動については相応の知識がありますが、物件探しに通じるものがありました。
- 母数が決まっている
- スピード勝負もあれば、内容勝負もある
- 求めているものがどんなタイミングで来るかわからない
- 見つけたタイミングが自分のタイミングと合うとは限らない
- 自分の軸を見つけていないと、『迷い』が出てしまう
こんなところでしょうか。とっても、似ています。言えることは、主に3つ。
軸=ゴールを見つけておくこと
情報収集を怠らないこと
相場を知ること
いつでも動ける準備をしておくこと
『軸』は、何にお金を使って、何にお金を使わないかという価値観を明確にしました。いつでも動ける準備をしておくことは、いまのわたしには『資産形成』です。道のりは長いですが、決して達成できない目標ではありません。
追い詰められたり、焦りがあったりすると、客観的にモノが見えなくなります。そのため、ダメなところを無意識にいい解釈をしてしまうのは人間の習性だと聞いたことがあります。じぶんの都合よく生きないとやっていられませんしね、笑 それを知ったうえで焦らず冷静な判断をしていく。これが大変重要なことです。
去年、今年は友人、同僚ともに『不動産を得る』ひとがいつになくたくさんいました。それぞれの話を聞いていくと、マイナスはあるけれどこうだから割り切れてる!という方と、マイナスに目をつぶれないという方がいます。転職活動でいえば、まさに退職理由につながるところです。どうしてこうなったのか?と分析すれば、やはり上述のどれかが不足していたということになりますね。
いまの目標を60歳で家を建て替えるにしているので、資産形成と学ぶ時間はたっぷりあります。焦らずベストを見つけていきたいですね。
あと1日で週末がやってきます♪
コメント