今日も大切な友人の話を。
特別休暇7日間を終えて、会社へ復帰。よく、「気が紛れるから仕事はしていたほうがいい」と耳にしていましたし、私もそう思っていました。ですが、これはひとによることがわかりました。
ふとした時に思い出し涙が出そうになるたびに、トイレへ立つ。立つたびに、同僚たちが優しい目で背中を見つめてくれているのを感じました。そういうひとたちが多い、本当に素晴らしい職場環境でした。落ち着くことは中々なく、電車の中でもお風呂の中でもふとしたときに思い出しては涙がこぼれました。いま思えば、浄化作用中ということですね。
フレックスでしたので、誰よりも早く会社に行き早く帰るというスタンスを取っていました。ある日、いつものように仕事を開始していたら急に涙が止まらなくなって…そんなときに隣のオフィスのマネージャーがたまたま早く来られていて、『どうした?!』と。話していてどんどん涙があふれて。『帰りな。もう少し休みが必要だよ』と。わがマネージャーには私から伝えておくと。ありがたい限りです。そして、その日から1週間休みを頂きました。
孤独になるのはいやだったのか、帰りの電車で友人へ連絡したところたまたま休みを取っていると。昼過ぎから会えることになりゆっくりと話をする時間をもらいました。あのとき何を話したか、覚えていません。でも、どこで何を食べたか。そこに友人のおだやかな笑みがあったことだけは脳裏に焼き付いています。
やさしさをどんな風に返せばいいのか。そのひとがやってくれた方法で返すこと。それが一番伝わるのかな。
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