【日々のしあわせ】続・怒りレポートをやってみて

日々のしあわせ

書くこと=アウトプット

『書くこと』は、人間に備わった素晴らしい能力。言語を表現するひとつの手法である。最近、書くことが無くなってしまっている。ありがたい技術の発展に恩恵をあやかっているのだが、失いつつある感覚なのだろう。人間の感覚をフルに活用することが記憶を定着させるのにいいと聞く。そんな研究がたくさんなされている。若い世代は『紙に書いて覚える』ということをしなくなっていると、姉が言っていた。先生も言わないらしい。そりゃあ、若い世代の先生もいるから教え方も変わってくるよね。

書く→手(触覚)+目(視覚)を使う

声に出す→耳(聴覚)+目(視覚)を使う

そういえば、声を出すことは聴覚以外にどんな感覚を使うのかな…。口の形で覚えることもあるはず。わたしは何かを覚えるとき、書きながら声に出すことを合わせてやっている。これは、中学時代から身に着いた勉強方法であるから、変わることは無い。色々な覚え方があるが、自分のやり方を早いうちに修得できるといいかもしれないね。

少し脱線したが、書くこと=アウトプットであると考えている。このブログは、アウトプットである。手書きではないけれど…笑。『わたし以外のだれか』に向けて書いているから。自分に向けた『書く』もアウトプットのひとつでは無いか?書いて文字や図を『わたし』が見る。カタチに残るから、『だれか』が見ることがあるかもしれない。たとえ、それがメモ書きやなぐり描きだったとしても。赤ちゃんは、クレヨンや色鉛筆で自由に『なぐりがき』をする。それが彼らのアウトプットである。それがいつかバンクシーやゴッホ、あいだみつを氏のようになるかもしれない。だから、自分の心のなかで完結しない=アウトプットという考え方もいいなと思う。

アタマを整理するために書き出す

アタマ(思考)の整理術でよく使うものがある。

身近なところでは、

  • 日記
  • 家計簿
  • ダイエット記録
  • 買いものメモ

ビジネスで長く使われているのは、

  • todoリスト
  • マインドマップ
  • ロジックツリー
  • マトリックス
  • フレームワーク

こんなところだろうか。

アタマを整理するということは、情報を整理することでもある。これらは、漠然とアタマで考えている『見えないもの』を見える化することで、整理ができるという方法である。さらに多くの方法が編み出されているが、わたしになじみがあるのはこんなところだ。

いかりレポートを実践して見えたコト

そこで、先日記事に書いた『いかりレポート』(略して、いかレポ)の登場である。





以前から、オットに『アンガーマネジメント』を学んだら?と言われていた。それほど、わたしは瞬間湯沸かし器である。だれの血だろうか?母はおだやかなひとであった。父だな、笑。すぐに着火(怒る)には、理由があるらしい。それを追求し理解することで煙の段階で気づいたり、火が付く前に水を撒いたりすることで、適切にコントロールができるようになるらしい…。以前から聞いたことはあったが、自分がその当事者という自覚は無かった。罪である、笑。たしかに、『怒りの感情』と『悲しみの感情』に敏感であり、長引くのでとても疲れる。どうやら、『怒り』と『悲しみ・恐れ』とはセットであるようだ。

アンガーマネジメントの本を読んでから、怒りの感情が生まれたらすぐ『いかレポ』を書く。これは手書きではなく、フォームをスマホやパソコンに作っておいて書いたらメールするというやり方。できるだけ『怒り』が熱い状態のときにやるのがいいらしい。しかし、これがまたむずかしい。怒るときは料理をしていて手が濡れていたり、何かを持っていたり、歩いていたり…ですぐにメモを取るのができないときが多い(ということに気がついた!!!)。そんな状態なので、怒る→めんどう という方程式がわたしの中にできてきた。まさにこの認知が、アンガーマネジメントのひとつなのである。本当にめんどうなの…。

怒りの流れはこうである。

何か起きる

怒る・イライラする

『なんでそうなの?』と考えつづける

似たようなことが起きたとき、繰り返す

これが、怒りの連鎖である。これが起きているときは、不機嫌になる。顔に出したり、態度に出したり、『もう!聞いてよー』と他者に話す。不機嫌は他者を巻き込んでしまう…。いままで、本当にごめんなさい。

自分がたのしく生きていくために

今回の気づきは、こうである。『怒り』は感情である。そして、考え方のクセである。だからそのパターンがわかってしまえば、抑止ができるということ。わたしが生きていくうえで、どうにかなったらいいなと思う『負の感情』がある。そのひとつが、怒りである。自分がたのしく生きていくためには、これをもっと減らしたい。クセはなかなか直せないと思って放置してきた。いまわたしは、はたらいていないので時間が取れる。50歳に近づいてきた。残りの人生、愉しく歩きたいと思う。

楽しいというのは、やりたいことをやったり、笑ったり、明るく過ごすことと定義する。物質的、ポジティブなイメージ。愉しいというのは、心の深い部分で『自分はこうありたい』と思い、それに従うこと。人間の本質や仏教の教えをイメージする。

わたしは、心の科学=心理学に興味がある。(そういえば、高校生のころからだった!)。20年勤めた前職は、その部分を感じながら仕事ができた。だからそれほど続いたのだと思う。他者の興味は十分に経験したので、この辺で自分の心を科学したいと思うようになった。どうして、わたしは『怒り』にとらわれるのだろう?DNAや環境も影響があるのだろうが、それはどんな影響だったのか?掘り下げて考えることで、生きているうちに『愉しい』と思えるようになりたい。

他者にばかり気を使っているとよく言われるが、自分ではそう思っていない。そのギャップが何なのか?人間なら誰しも心に秘めた『感情』があるのだろうが、自分の感情がなぜそうなるのか知りたい。いま、そんな思いでアタマがいっぱいである。

『いかレポ』のチカラはすごかった!





初めてのわたしにはわかりやすかった。

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